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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
9月の9日に、福島会津若松市にある「稽古堂」で、 読み聞かせとワークショップをしてきた。 本当は、昨年伺った鶴城小学校に行く予定が、震災のために 校舎を新しくすることになり、ちょうど仮設の校舎への引っ越し 最中ということで、大場校長先生がご紹介してくださって、 今回の機会を得ることが出来た。 会津は城下町で、昔から教育 にも力を入れている地域だけど、「稽古堂」に伺って驚いた。 その建物の造りは、会津の蔵造りをイメージさせ、白、黒、赤と、 蔵のイメージを生かしたモダンな建物。中に入ると、まだ 新しいこともあって、いたるところに木の匂いがして清潔だ。 図書館や、小さな劇場もあり、イベントスペース、会議室等、 とてもアットホームでありながら、美しい。こんな施設が あったら、どんなに楽しいだろうと思える空気があった。 会場には、子どもたちが座れるように、マットもひいてある。 地元の読み聞かせの会が使う時にも、子どもたちはマットの 上に座って聞くのだという。鶴城小学校のお友達に、 校長先生も来ていただけて、とても嬉しかった。子どもたちは くったくがなく、元気そのもので、とても安心した。 質問の中には、「鶴城小学校では、掃除をしたり、朝のお勤め のようなものがあるのですが、仁科先生の頃もありましたか?」 というような質問があったので、私は、その頃学校で飼っていた、 アヒルの世話をしていて、食べ物の確保が大変だった話をした。 今では飼っていないようだが、学校にはアヒルが飼われていて、 定期的にその餌やりの当番になったことがあった。 アヒルの餌は、生きたドジョウだった。ペットショップに 行って、ドジョウと水が入ったバケツを、両手に抱えて、 小学校に持っていくのは、途中で水がこぼれるし、とても 大変だったのを覚えている。 そんな話もあって、私自身も懐かしく楽しい時間を持てた。 この施設は、震災があったために、新しく建ったのに、 しばらく活動休止の時期があったのだという。 やっと、こうしていろいろ素敵なことが動き出している。 地元の皆さんが、ますます元気な笑顔になれる場所として、 ずっと育っていったらいいなと思った。 来てくれた子どもたちもありがとう!
by cinniyan
| 2012-10-05 06:08
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