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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
創作の中で、いわゆる擬声語というものを沢山使う。 子どもたちに特に人気なのは、ハリネズミの出す「ぺしょぺしょ」 と舌を鳴らす表現だったりする。その音を発音しただけで、 くすくすと笑っていたりするのだ。 この擬声語は、フランスでは「オノマトベ」と呼ばれて、最近 日本の商品の宣伝文句などでも、この「オノマトベ」の効果が 顕著に表れてきたという番組をしていて、面白かった。 たとえば、お菓子なども、今までなら「ふわふわ」「ふんわり」とか 使っていたのが、「もっちり」「もちもち」「ぽってり」などをつけると、 売り上げが伸びるという。 この「オノマトベ」は、聴いているほうは、脳全体を使って総合的に 処理しなくてはならないらしく、五感を総動員してキャッチするのだという。 陸上の川本和久監督は、選手の練習に積極的に「オノマトベ」を 使って効果をあげているという。今までなら、膝をつきあげ、寄せて・・・ など長い説明になるところを、「ぐいぐいぐい!」とやれ!というように、 「ぐい!」の一言で、伝えたい動作を伝えてしまい、選手も走りながら、 「ぐいぐいぐいぐいぐい!」と言葉に出して走っていたりするのだ。 精神内科などの患者の中にも、その不快な症状を言葉に出来ず、 もやもやしたままだったのが、「なんか頭が、カーと爆発したみたいに なって、ぼわーんとなりました」というように、「オノマトベ」で症状を 伝えているうちに、この不快な言葉の症状に自分が慣れて、そういう 症状が起きる確率が減っているという実例も起きているという。 一方では、この感覚的な「オノマトベ」の発達と共に、慣用語の 学びもきちんとしていくことが、より重要になっていくようだ。 ひらがなも、カタカナも、漢字も使いこなす日本人。きっと言葉が 豊かになることで、更なる発見が生まれ、実際の医療現場や、多方面の 分野に新しい可能性を見いだせたら素敵だと思う。 (写真のプリンは、白州町のお米から作られた名物プリン! やっぱり、もちもちっとして美味しい!って言うかな?)
by cinniyan
| 2013-08-05 06:30
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