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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
こんな、人もほとんど乗っていないようなバスに揺られてたどり着いた 猪苗代湖の側のダリの美術館は、ドアを開けると、ダリの作品を収集した方の 想いが十分に伝わる、愛情に溢れた空間だった。 ミュージアムグッズとカフェが先に現れ、ちょうど一緒に開催されていた 岡本太郎の写真と、独得なダリの眼差しがこちらを差す。 ダリのことは、高校の美術の教科書でも、画集でも、美大に行ってからも 何度もその絵画に触れたが、印刷物で見る限りにおいては、対して心に 残っていなかった。もちろん、本物の油絵も沢山観る機会はあったのだ。 けれど、これだけのダリの彫刻を生で観たのは始めてだった。 本物の巨匠の精神に圧倒されて、展示を見終わった時には、 ダリのフィギュアを買ってしまったほど、何か、凄い!!!と心が打たれた。 バスを待つ間にお茶を飲んだのだけれど、カフェの椅子やテーブルの配色や、 ランチョンマットもいちいち凝っているし、そのケーキの皿にも岡本太郎の 絵画のモチーフをまねた装飾が施されていて、とても心がうきうきした。 夏休みが中に、もし猪苗代湖に行く機会があれば、どうぞ立ち寄ってくださいと、 お勧めしたい普段の日常をちょっと忘れられる空間。 やっぱり、まがいのない本物は、好き、嫌いを越えたところで 魂を震わせるのだと思った。
by cinniyan
| 2013-08-16 06:30
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