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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
ニーラの次の絵本の舞台が、韮崎市の甘利山になっているので、その取材に 出かけた。堀先生と、ニーラは甘利山に住んでいるという話を決めていたからです。 途中、山に昇る前に、伝説の残るという椹池に立ち寄って、 ちょうどお昼時だったので、池のすぐ上にある山小屋でおそばをいただいた。 すると、この池の伝説の書かれた紙を読んでみてくれとご主人が持ってきてくれた。 なかなか面白い伝説だったのでご紹介したい。 ***************** 韮崎の下条に住んでいた一人の老婆は、突然ひたいに角が生えてきたのを 恥ずかしく思って、甘利山にのぼり、椹池に身を投げて死にました・ 老婆の化身は大蛇となって、池に住み着きました。ある時、このあたりの領主、 甘利左衛門の二人の息子が池でフナ釣りをしていると、大蛇はこれを 飲み込んでしまいました。甘利氏は大いに怒って、領民に命じて汚物を池に投じ、 池の周りのさわらの木を切って、池に投げ入れました。大蛇は苦しんで、 赤い牛となって飛び出しました。これにより、この池はさわら池と 呼ばれるようになりました。一匹のフナが赤牛の尻尾に食いついていましたが、 やがて力尽きて、ポトリと落ちました。ここは今では、鮒窪と呼ばれています。 赤牛は頂上を超えて大笹池に逃げ込みましたが、さらに追い出されて、 中巨摩野牛島の能蔵池に住み着いたと言われています。
by cinniyan
| 2014-07-02 06:30
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