リンク Link
カテゴリ
以前の記事
検索
ファン
ブログジャンル
画像一覧
中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
私が、韮崎市のキャラクター、「ニーラ」をデザインしたことから、度々韮崎市には 顔を出す機会が多い。今回、ノーベル医学生理学賞を受賞された大村教授と、 韮崎市にある「大村美術館」との関係を考えたことがなかった。すると、なんと!、 この美術館は、大村教授がご自分の集められた絵画を集めて作られたものだと、 今になって知った。今回の受賞のコメントの中で、幼少期から慣れ親しんだ 美術への傾倒の話をされている。コレクター歴は40年以上に渡り、女子美術大学の 理事長も務められている。子どもの時から、大村教授の部屋には、ミレーらの小さな 複製品が飾られていたのだという。絵画好きのお母様が飾られたということだが、 身近にアートがあったことで、大村さんの目を美術に向かわせたのだという。 美術への思いが高まり、気に入った作品があれば、月賦で購入していったという。 研究者として海外に出向く機会も多かったために、海外の町の美術館へのよく 出向いたという。「作品を眺めているだけで、心が落ちつく」と話、そのアートの 力を病院に取り入れていかれ、研究収入で建てられた北里大学は、 芸術で患者の心を癒す「ヒーリングアート」の先駆けともなった。 院内には絵画が溢れ、まるで美術館のようだという。 「今は、心の時代。アートは栄養としてなくてはならないものだ」と話される。 ヒーリングアートは、現在、多くの病院で取り入れられているが、そんな 先駆けもされていたのだ。研究と美術の間には、多くの共通点を感じる。 心がいつも感動する新鮮さを保てなければ絵は描けないし、研究へのアイデアも 生まれないだろう。私ももっと図書館とアートを結びつけてみたいと触発された。
by cinniyan
| 2015-10-19 06:30
Powered by nishina sachiko
Copyright © 2007 RakuZan Co. All Rights Reserved. |
ファン申請 |
||