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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
美輪さんと親しかった、三島由紀夫の肉声テープが発見された というニュースを12日に知った。 遺跡にしても、海中に沈んだ難破船や、こうした故人の文献にしても、 発見されるタイミングに 実は不思議な役割を持って、表面に出て来る気がする。 実は先日、以前お世話になった小俣校長先生が、 現在は、三島由紀夫文学館のアドバイザーを務められていることから、 先日お電話で三島と美輪さんのお話になった。 美輪さんのコンサートを最後に観たのは、数年前で、春はコンサート、 秋は、舞台~と長年くり返して来たのだけど、たぶん舞台の黒蜥蜴は、 これで最後になるだろうから、ぜひ観て欲しいという言葉を残されたのを よく覚えている。(この流れは、沢田研二も同じ) 山梨のコラニーホールでのコンサートの時だった。 そんなステージをこなしながら、テレビ、ラジオ、ファンクラブへの 投稿へのお答えなど、すごい忙しい生活を何十年続けているんだと お話されていた。 結局、舞台を拝見することは出来なかったのだが、昨年そんな話にも なり、久しぶりに毎年開かれているコンサートにお邪魔した。 昭和女子大の人見記念講堂だ。 東京で観るのは久しぶりだ。美しい空の雲が、なにか不思議な空気を 過持ち出し、美しい夜の空で、寒さに震えて待つ方たちも、空が綺麗!と 話しているのが、たびたび聴こえた。 これも、美輪さんのエネルギーの贈り物かしら?と思いながら、ぴあで 購入したチケットを持っている人はあまり見かけず、だいたいがファンクラブ のオリジナルデザインのチケットという、昔懐かしい感覚を受けた。 こうしたファンが、美輪さんを支えてこられたのだなと思うように、 年代は若い方もいるけれど、だいたいが70代~に見える方が多い。 そんな方々が、チケットを握りしめて寒空の下で、美輪さんがいかに 素晴らしい方かを熱弁している姿に、新鮮なものを覚えた。 美輪さんは、常づね、性別、国籍、肌の色、年齢は、なにも関係ない。 中身を見なさいとというお話をされるけれど、実際、80才になられる 美輪さんの生き方に、勇気をもらっている方は、年代問わず多く、 この日もそのお話をされた。 以前より、お話の時間がとても長くされていて、歌の数を減らして いらっしゃる気がした。 この日は、結婚は地獄だ。結婚式は、夢や自由やロマンとの決別の ための式であること。独身だからといって肩身の狭い思いをする必要はない。 自由を選ぶか、家族が増えた分、家族愛やら知ったとしても、経費は 人数分増え、悩みも何人分もその分増える。結婚の抱えるいい部分と 失くす部分の話。 どちらを選ぶかは、自分の選択である話。 江戸川乱歩、川端康成、三島由紀夫、さまざまな文学者、芸術家との 交流から得たものの話。 日本文化の素晴らしさ、アニメ文化、きゃりーぱにゅぱにゅの ファッションなど海外から多くのデザイナーが盗みに原宿に来ている 話。ただ、今の若者のすだれのような前髪の汚さ。 運を悪い方向に持って行くという話。昔の日本人の持っていた髪型の 美しさ。 ハロウィンの血みどろのゾンビはまずい,汚い。日本のオバケの いかに可愛いか、傘、一つ目など日本文化は可愛らしいのだ。 などなど、沢山笑わせながらも、今、伝えておかなくちゃっという、 必死な美輪さんからのメッセージが沢山込められていた。 6時半から始まったコンサートは、一部の終わったのが8時20分くらいで、 30から二部へと続くという長丁場で驚いた。 私は残念ながら、家の都合で、途中抜けるのも悪いので、一部で 抜けてきたのだが、鐘の中で鳴り響くようなあの歌声は相変わらず 素晴らしく、誰もが感動していた。 人の一生とは面白い。 さまざまなご苦労をされたからこそ、光を発っする言葉を語ることの 出来る美輪さんは、多くの人々の精神的要となって、道を導いてくれている。 こうした方々と共に生きれる幸せを思う。 きっと、美輪さんは、死の直前まで歌っていらっしゃるだろう。 そう、確信出来る方だと思う。
by cinniyan
| 2017-01-23 06:30
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