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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
《何を学ぶか学ばぬか・・・・》 すべての人は知力・体力・時の運の3つで生きていますが、 これが運命によって匙加減で決まります。 知力が少ない人もいれば体力の少ないひともいる。 運が悪い人も当然いますね。 フランスの詩人にアルチュール・ランボーという人がいましたが、 この人の詩「母音」というのは難解でした。 「Aは黒、Eは白・・・」という始まりですが、多くの学者がそれ を解明しようとしていろいろな論を展開しました。 いかにも本当らしい説がいくつも出ましたが、 なぜAが黒に対応するかはけっきょくわからなかったのです。 ところが、ランボーが幼少期に与えられていた絵本が出てきたのです。 アルファベットの絵本でAはAbeille(ミツバチ)の絵がありました。 真黒なミツバチです。ほかの母音も同じでしたので、 幼児期の無意識な記憶の作用だという話となりました。 幼児期に印象付けられたものは容易に消えないということでしょうか。 最近、子どもが親を殺す事件が起こります。 親が子どもを殺すこともあります。 私は、この現象は親が子どもに幼少期にかかわることがなく、 外部に委託していたことで最初から「絆がない」という無意識の記憶 の作用がなした事件だと思っています。 親が子どもを殺すのも幼少期に手間暇をかけなかったことで、 愛すべき存在ではなかったように感じているのではないかと思います。 もともと社会規範がしっかりしていた時代には、 よほどの例外でないと起こさなかった事件がいまでは、 そこここで起こるようになっています。 おそらくは幼少期の無意識の作用もなく、少年期の苦労もなく、 世界を見つめることもなく大人になっても組織の中でほんろうされて来れば、 何も考えないでしょう。 物事を感情的に処理するよりほかに方法がないわけです。 どうすればより良い生き方ができるのか、 いまやそれがお金の高であるとか物の数で換算されますが、 それはあたりまえのことながら不幸を招く可能性も高いです。 これには先述したように自分より思考程度の高い人、 生き方がきちんとしている人と交流を深めて自分を上げていくよりないと思います。 もちろん愚劣な人や不幸な人を他山の石としながら琢磨するよりないでしょう。 知力も体力も個人差があり、時の運はまさに運命任せです。 すべて本人の頭ひとつでしょうね。 絵本専門店ゆめや
by cinniyan
| 2017-05-01 06:30
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