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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
また、一歩、、、何かが進んでしまった。 時どき、詩を無償に読みたくなる時がある。 イギリスなどの詩人の、春の詩を読むと、その向こうに、 今こうしていられることが、どんなにかけがえがないかを思い出す。 戦争、、、なんて言葉は、ずっと生まれてから自分には関係がないと 思ってきた。 けれど、今の現実はどうか?、一歩間違えば、、、の、 危機的状況の中にいる。 なにも出来ない市民。 けれど、未来は白紙。 自分と違う肌の色や言葉、環境を越えて、 同じ人間同士であることを思い出したい。 **************** ピパの歌・ロバート・ブラウニング ある春の朝、午前7時。 ここから見える丘の斜面は、露でいっぱい。 空にはヒバリが飛んでいて、 カタツムリは、木の枝の上を這っている。 雲の上には、神様は隠れているのかな。 やっぱり私は、この世界が好きだ。 *************** 春・ウイリアム・ブレイク さあ、フルートを鳴らそう! まだまだきこえないよ! 鳥たちは、昼も夜もにぎやかな様子だ。 ナイチンゲールは谷間の中で、 ツグミは、大空の下で、元気に歌っている。 そう、元気が大事。 このまま、元気に今年の春を迎えようじゃないか。 **************** 荒野・T・Sエリオット 4月は、もっとも残酷な季節である。 なぜってライラックの花をわざわざ死んだ土から はいずりだして、 記憶と欲望をごちゃまぜにした挙げ句に 春の雨でお休みの中の草の根を、 叩き起こそうとするのだから。 冬は良かった。 私たちを守ってくれた。 地面なんか雪で覆ってしまい、 干からびた球根で、 なけなしの命を養おうとしてくれていたんだ。 ****************** 水仙・ウイリアム・ワーズワース まるで谷や丘の上を浮かぶ雲のように、 僕は、彷徨っていた。 そうしたら突然、金色に輝く 水仙の花を見つけたんだ。 それは湖の側で、木々の下で、 そよ風に吹かれながら 揺れたり、踊ったりしていた。
by cinniyan
| 2017-08-30 07:07
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