リンク Link
カテゴリ
以前の記事
検索
ファン
ブログジャンル
画像一覧
中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
新潟から、金沢、富山と行ってきた。 新潟は、中越地震や今回の震災で、私が小学校1年生の時に住んでいた津南町は、 かなりの被害を受けた。 新幹線で向かいながら、駅弁を買って車内で食べた。 「春小町」という名前とピンク色のムードが優しく選んだが、中にはほんとに 春そのものの、山の幸が沢山入っていて美味しかった。 メバル漬焼、筍とコーンのサラダ、菜の花そばの実和え、春色真丈、有頭エビ煮、 玉子焼き、鶏肉牛蒡巻き、もずく入りさつま揚げ、牛蒡黄金揚げ、こごみ天ぷら、 煮物、筍ご飯、桜の花、和菓子・・・といった具合だ。 この名前だけで春を感じる。 そして、ここで重要なことには、お米についてだった。 このお米は、あきたこまちで、作ったのは、須田さんご夫妻。 二年以上、農薬を使わない無農薬で、合鴨農法を実践している田んぼで作った お米だという、紙が入っていた。 この時、急に震災で田んぼを失ったおじいさんが、 自分には百姓しか出来ない・・・と、きれいな田んぼを返してくれと 言っていた悲しい姿が蘇った。 けれど、こんなふうにお米や、いつも普通に 食べていたご飯のありがたさや、「あきたこまち」と聞いて、ああ!と思うような 気持ちになったのは、何十年ぶりだと思う。 そのくらい、健康で美味しいお米を食べることは普通のことで、 その後でそのお米を作ったくれている人のことなんて、考えてもいなかった。 春が春らしく、夏が夏らしく・・・、大事に今の時間を生きたいと思った。
by cinniyan
| 2011-06-17 07:08
Powered by nishina sachiko
Copyright © 2007 RakuZan Co. All Rights Reserved. |
ファン申請 |
||