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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
金沢にある、金沢21世紀美術館は、1980年以降に生み出された新しい価値観を 提案するような作品を主に展示している美術館だ。 場所も兼六園から向かいにあるせいか、私が行った日は、雨が朝方は降っていたのに、 美術館はもの凄い人で賑わっていた。 美術館の展示室は、現代美術の展示を主にするため、白い壁面を貴重にしたもので、 芝生の敷地内には全面ガラス張りの円形の作り。 各展示室は、立方体展示室を、 ランダムに好きなところから見ていけるようなしかけで面白い。 この設計は、妹島和世と西沢立衛とで提案されて、正方形、長方形、円形など さまざまなタイプの理想的な展示室が集落のように独立し、配置されている。 ちょうど私が行った時には、イエッペ・ハインというデンマークの若手アーティストの 展覧会が行われていたけれど、この美術館の特徴を生かし、360°解放型の観覧者の 参加型の空間が作られていた。 空間にいるとぐらつく感覚のものや、鏡面だけで合わさった丸い空間に自分がいくつも 映り込むものや、ヘッドフォンをつけて歩くと、壁が近づくと信号音が鳴るものなど、 日常というものに、それは? を問いかけてくれるようなインスタレーションの 数々で、楽しかった。 展覧会を見終わる頃には雨も上がり、ティルームで コーヒーを飲みながら、兼六園の雨に洗われた美しい緑を眺めた。 ほっとする優しいひとときだった。
by cinniyan
| 2011-06-20 00:40
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