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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
オリンピックが閉幕した。 真夜中も起きて生ですべての競技を見たいくらいだったが、 創作が立て込んでいて、それも無理だった。 そんな中、いくつか通して見れた競技の中の、トランポリンの 世界にはつい見入ってしまった。静かな体育館の中で、 ただひたすら、ぽーんぽーんと、マットの弾力で少しづつ 高く跳んでいき、とても美しい。 着地点が真ん中から、なるたけずれないことも重要らしい。 跳んだ時のフォルムの美しさ、高さ、時間、そして空中での 華麗な技!と、いくつかのポイントがあるが、過酷だと思ったのは 着地時に、トランポリンのあるラインから少しでも着地した時に足が 出たら、その時点で失格。二度とチャレンジの機会は与えられない。 マットと自分の相性などもあるようだが、普段なら確実にメダル 候補と言われたような選手が、華麗な技を披露した後、まさかの 着地で、マットから足がはみ出したりして何人も失格していった。 シーンと静まりかえって観戦する空気といい、あの緊迫感、空中の 世界観、とても日常から隔離されたような不思議な感覚に捉えられた。 どの競技にも言えるけれど、なんて普段やっているように・・・ というのを、あれだけのプレッシャーと、多くの観客の中で 披露するのは難しいことだろう・・・・。 クリエイティブの世界にも共通しているが、大きな仕事が来るほど、 本番で力んでしまう。あまり何も考えずに描いたものが、いい時もある。 私はまだまだ、ずっと描きたかった作品になればなるほど、 力んでしまうことがある。 実力とは、天からの好機をいただいた時に、どれだけ平常心で いられるかのような気がする。
by cinniyan
| 2012-09-03 06:00
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