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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
仁科幸子・作・絵 フレーベル館 2003年4月出版 アメリカで911のテロが起きたのが2001年の頃だった。 私はちょうど友だちと電話をしている最中で、たまたまテレビがついていた。 すると、テレビに異様な、初めて見るものが映し出された。私は声が出ないというか、凄いことが起きたみたいだからと電話を切ったのを覚えている。そして、人間というものの悲しさに、打ちのめされた。 そして思ったのは、すべての暴力や戦争も、最初は、なんてことない心の食い違いから、憎しみが巨大化し、最後には人と人が殺し合うまでにもなる・・・という悲しさを思った。 そんな思いでいたある日、この絵本が生まれた。この絵本は10年経った今も重版されて、台湾では、日本の文部省に当たるところの推薦図書に決まり、(このシリーズの「おいしいありがとう」も)7000部くらいが、子どもたちに配られたり、韓国でも1万部づつくらいがずっと重版している本だ。 白いねずみと黒いねずみの二人が主人公で、四季を通して4冊のシリーズが出版されている。 *あらすじ* 小さなことでけんかをして、どちらからもあやまれなくなってしまった黒いネズミと白いネズミ。よつばのクローバーをみつけたほうがあやまってもらえる、ときめましたが、いくらさがしても、みつかりません。そのうち、ふたりのこころにみえてきたのは、ちょっとした、でも、とってもたいせつなことでした。
by cinniyan
| 2013-07-07 08:30
| 私の絵本
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