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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
『あめのひのただいま』by フレーベル館(2007年6月出版) この絵本は、前回にご紹介した、「クローバーのくれたなかなおり」を最初の出版とする、「しろいねずみとくろいねずみシリーズ」の夏にあたる作品だ。 私は雨が好きで、子どもの頃から雨の日の庭を眺めていたのを思い出す。雨が降り出す始めの、雲の色や空気の匂い、、、それらはとても私を落ちつかせ、心を静めてくれたものだ。 雨が降ると、世界が一転してまるで別世界に変わってしまったような気持ちになることがあった。 台風で大雨が降り、水がゴーゴーと唸り、風景がまるで変わってしまうことは、怖いというより、どこかどきどき、わくわくして見ているような子どもだった。 この物語を書いた時も、雨が降り続き、目が覚めたら森が海になってしまったら、きっと面白いだろうなと思った。 普通の日常が、たった一日で別世界に変わってしまうというわけだ。 雨はイマジネーションをかきたてる素敵な魔法だ。 *あらすじ* 雨の季節のある朝、2匹のねずみが目をさますと森が海になっています!いとこが帰ってくるはずなのですが、大丈夫なのでしょうか?
by cinniyan
| 2013-08-27 08:30
| 私の絵本
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