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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
7月4日(月曜日)から8月17日(日曜日)2ヶ月間開かれる、 『第29回現代絵本作家原画展』に作品を出品して欲しいと連絡が入った。 東広島美術館は、1982年より絵本原画の持つ豊かな芸術性と独創性に 焦点を当てた「現代絵本作家原画展」を開催されてきたのだという。 「夜の世界の大冒険」と題して、5名の絵本作家が選ばれて原画を展示する。 私は、「よるがきらいなふくろう」と、「MOON 森のたからもの」の2作品で、 30点ほどの展示となる。 作家は、荒井良二、いりやまさとし、工藤ノリコ、 仁科幸子、牧野千穂という作家となり、私は、8月9日に、「夜」をテーマにした、 「ワークショップ」も頼まれた。親子で80名ほどが一緒に、1時間半程度の 時間の中で、楽しむイベントだ。まだ、何をしたらいいかを検討中だが、 広島の子どもたちに会えると思うと、わくわくする。 どの土地に行っても、子どもの良さは共通しているけれど、やはり日本の、 場所が変われば、その土地柄で子どもたちの感性も感覚も違うので、楽しみ! そんな訳で、展覧会に出品する絵本の原画を、なんと、広島から受け取りに 業者さんが見えるという。作品ごとに箱も作って、厳重な作業だという。 24日に広島を出て、25日にお渡しするので、昨日は、原画を出して チェック作業をしていた。絵本の印刷が終わって原画が戻った後は、実は、 ほとんどこういう展覧会がなければ、忙しくて見ている暇もないままになっている。 改めて、自分の原画を目で見るのは、いろいろ思うところがあって、初心に戻れる。 特に、「MOON 森のたからもの」の絵本には、私が一貫してメッセージしたい 気持ちが込められているし、グラフィックデザインの世界から、絵本の世界に入り、 デザイナーであったことの個性をなるたけ入れようとした作品で、自分でも 大好きな作品で懐かしい。広島は、ちょっと遠いけれど、夏休み中なので、 ぜひお時間の取れる方は、絵本の原画というものをご覧になってみて欲しい。 きっとその美しさは、想像の世界に誘ってくれると思う。
by cinniyan
| 2014-05-30 06:30
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