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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
パップンピットクラブで、コップにステンドグラス用の絵の具を使って、 好きな絵を書いてもらった。子どもたちには、最初に物語を作ってもらって、 その物語を、グラスに表現してもらうということで始めた。 物語が浮かばない・・・と、寝転がっていた子どもも、そのうち、 周りの集中風景に感化されて、夢中で書き出した子どももいた。 そうこうしているうちに、ガラスのコップに、ステンドグラス用の絵の具で、 シンボリックに描くのだが、筆を使わず、絵の具の口のところがチューブの先のように 細くなっているので、ホイップクリームを絞り出すようにして、絵を描いていく。 最初に縁取るのは、黒い絵の具でだ。その黒い色が乾いたところで、 ほかの色を入れていく。ガラスが滑るので、コップを斜めにしていると絵の具が 垂れてくるので、平行に持って、絵の具が垂れないようにして乾かすのは、 意外と大人でも根気がいる。がまんして乾いてから塗る作業は、 思ったよりみんな大変なようだった。けれど、出来上がったコップを、 光にかざすと、それは美しい世界が広がっている! ステンドグラスはよく、教会の窓に使われたりしているが、光が、 神の世界の象徴であるということを、つくづく感じることが出来た。 光がなければ、黒いふちどりは、どよーんと力が失せたように感じられる。 ところが、ひとたび、光があれば、その美しさは自由自在に、 光とのコラボレーションによって、素晴らしい世界を見せてくれるのだ。 ステンドグラスとは、光がなければ成立しない世界であり、 また、光との共同のアートだと言えると思う。子どもたちのコップには、 いろんな妖精や怪物や、自然も描かれ、最後の発表では、 さまざまに愉快な物語を聞くことが出来た。 絵を描く材料が違えば、また描かれるものも違ってきたり、 絵が苦手という子どもも、違う面白さを発見出来るだろう。 その子の関心の無く素材に出会うまで、 いろんな機会を通して体験させて欲しいと思う。
by cinniyan
| 2014-08-25 06:30
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