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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
大阪の天王寺動物園で、初めてのホッキョクグマの赤ちゃんが、外に出る 訓練をしたニュースが飛び込んできた。 母親のパフィンと、父親のゴーゴの間に、昨年の11月25日に 生まれたのだという。赤ちゃんの名前は、まだ決まっていないのだという。 開園100周年を今年向かえるこの動物園の、今後の目玉にもなって、 きっと人気者になるのだろう。母親のパッフィンは、ケージを開けるとすぐに 外にでてきたらしいが、ゴーゴは、初めての外に出るために、 なかなか出て来れず、そのうちに母親に促されて出てきたようだ。 私は、この子どもの熊の表情を見て、心が打たれた。 この目や、しぐさは、人間の子どもとも何も変わらず、 ゴーゴの外に出る時の不安感が良く出ている。 私たちのように絵を描く人間は、いつも瞳に気持ちが入れ込みたいと 思っているけれど、真っ黒な瞳で、白目が見えない丸い目の動物達は、 目だけで気持ちを表現するのがとても難しい。 この熊の子どものなんて、不安でしかたない心が、はっきりと読み取れる。 人間は、自分たちだけに心があり、賢いと思っているけれど、この熊の 親子と今の人間の親子に差があるだろうか? ホッキョクグマが動物園で生まれ、長く生きた例はないのだという。 動物園の中で暮らす熊には申し訳ないが、今いるその場所で、 どうか元気に丈夫に育ってもらいたいと思う。 ホッキョクグマの生存自体が、今は地球の環境の変化により、氷が解けてしまい 氷から氷に移っていく時に、氷がないために溺れ死にする熊もいるという話も聞く。 そうなれば、近い将来に、動物園でしかホッキョクグマが 生きていないという時代も来るかもしれない。 動物の種の保存は、いつの時代でも重要な問題だが、今や動物園は、 ただ楽しむとか動物を観察するとかそういうこと以上に、地球というこの星の 行方を思う時に、大事な場所になっていく気がする。 ホッキョクグマは、本当に泳ぎが上手で、北海道の旭川動物園に行った時に、 ガラスの水槽の下からホッキョクグマの泳ぐ姿を見れて、 とてもその泳ぎっぷりの優雅さに驚いたものだ。 名前はきっとみんなから募集だろうな!、みんな近くの人は応募してみては!
by cinniyan
| 2015-03-23 06:30
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