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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
先日、郡山市立美術館に行く機会があった。前のブログに書いたように、 ちょうどカチナのことで頭がいっぱいだったので、「イメージの力~みんぱくの コレクションが語るもの」という展示はとても強く惹かれて出かけた。 市内にあるというので、どんな美術館かと思ったら、市内を見下ろし安達太良山を 望める素晴らしい場所に建てられていた。実は、結果を言ってしまうと展覧会は、 期待どおり世界中から面白い民族の仮面が集まって、その迫力も 凄くユニークだったのだが、その美術館の建築やエクステリアなど、素晴らしい 空間に感動した。調べてみると、これは柳澤孝彦氏によるもので、美術館に繋がる 石段と建物の兼ね合いなど、緑に囲まれた中で、異空間に入り込んだような 感覚になるものだった。銅製の大きな鐘にいる泳ぐようなポーズのウサギ、 お聞きすると、実はここには水が流れていて、その水に映る景観の不思議さも 味わえたり、子どもたちの憩いの場所でもあったのだという。 それが、近年、子どもが水に濡れて困るなど、親からの苦情もあり、 水を止めることになったというから、とても残念だ。 柳澤氏は、MOA美術館、東京都現代美術館、新国立劇場などの 建築もされていて、どれも私の好きな建築だったので、納得した。この美術館も、 1994年にはBCS建築賞、98年には、公共建築百選になっている。 なにしろ気持ちのいい空間で、常設されたカフェも、とても居心地いいものであった。 また、行ってみたいものだ。
by cinniyan
| 2015-08-10 06:30
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