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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
さて、前回の続き(8月3日)、深谷先生による辞書引きのお話。 辞書というのに親しむことの一番目に大事なことは?、辞書を片づけない、 本棚に仕舞わない、そして紙のケースがついているけれど、 それに入れないということだそうだ。手軽にふと手を延ばすところにあることで、 辞書が身近になる。辞書引きには付箋が必須条件なのだが、自分の分からない 言葉を引いていくのではなく、自分の知っている言葉から付箋をつけていくというやり 方で、毎日少しづつ知っている言葉の量を増やしていく。この辞書引きで言葉を 覚えていくと、自己肯定感も付き、漢字能力が圧倒的に伸びるようだ。 あまり詳しくは書けないが、お話もとても面白く、例えば、「ひとびと」と引くと、 どんな漢字が出て来るだろう?という時に、ほとんどの人が、「人々」だと思うと 手を上げた。それで、実際に引いてみると!!!、まず出てくるのが「人人」だった。 実は、平成20年からは、「人々」でもいいということになったそうなのだが、 もともと、この「々」の字は、漢字と見なされているわけではなく、繰り返しの 符号という意味で使われているのだという。ただ、深谷先生がおっしゃるには、 「人人」だと、人が、2画だから、「人人」で4画。 では、「人々」だと、 「々」が3画だから全部で5画となり、簡略化を考えても「人人」が、 いいとなっていたようだ。このように、日本語のルールも今は少しづつ変わって 来ているのだという。今回の辞書引きの講演がとても人気だったので、 ぜひ来年も図書館にお呼び出来たらと思う。
by cinniyan
| 2015-08-24 06:30
| 大月市立図書館の館長のブログ
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