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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
この夏も、ご近所の畑で育った採りたてのキュウリが届いて、 こんなにスーパーとの味が違うね!と、ありがたくいただいた。 キュウリを採る時にも、ヘタの部分が長いと新鮮度が保てると、長く切ってくれる。 そんなキュウリ、絶対にキュウリを育てていけない町のNEWSがあって驚いた! それは福井県の綱戸瀬町だ。この町ではキュウリ栽培が御法度ときている。 その理由が、地元の八坂神社の祭神「スサノオノミコト」がキュウリ 嫌いという説から、いつしか御法度になったのだという。 「毎年7月14日のキュウリ祭りの日は、食べることも禁じられている」というのだ。 昔、雷に驚いたスサノウノミコトが、慌ててキュウリ棚に逃げ込んだところ、 棚の柱が片方の目にささって失明し、露地栽培ならいいだろうと育てた人の馬が 逃げ出して死んだという言い伝えによるものだという。1948年の福井震災で倒壊し、 翌々年再建された神殿の扉には、「●紋」と呼ばれる神紋が並ぶ。 ●は、キュウリの切り口を意味して、この紋を神紋とする神社には、 キュウリにまつわる逸話がおおいのだという。確かにこんな話が受け 継がれるという事は、なにかあるに違いなく、守っていくべき風習だと思う。 地元の人に守られ、古くからの風習を受け継がれて、 八坂神社は守られているという。日本には、こうした昔からの風習が数多く残り、 そこにはなにか知恵が息づき、日本人としての心を育んできたのだと思う。
by cinniyan
| 2015-09-23 06:30
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