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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
長田弘さんという詩人の名前は、ずっと以前から知っていたのに、ちゃんと 読んだことはなかった。ところが、先日ある人のブログに彼の 詩「花を持って、会いにいく」という詩が載っていて、とても心を打った。 福嶋生まれの長田さんは、すでに長田さんは2012年に亡くなっていたので、 長田さんのことを知りたくて、「記憶のつくり方」という、一風変わったユニークな 題名の本を購入した。まだ読めていないが、つぎには、 「詩ふたつ 花を持って、会いにいく 人生は森の中の一日」という詩集を買うつもりだ。 これは、なんとクリムトの絵が使われているのだという。 その本へのメッセージに、長田さんはこんな言葉を残されていた。 『詩ふたつ』 長田弘さんのメッセージ この本が一日に五回読める本であればとねがう。 最初は黙ってクリムトの花と樹の絵を巡り、 二回目にはことばを声に出してゆっくり読み、 三回目には好きなページを開けたままにして 立てかけて置き、 四回目には絵とことばを行ったり来たりで読んで そうして五回目は眠るままに心を澄まして読み、 まだ大切にしたいものがいくつあるか数えて、 それから、自分で自分に おやすみなさいと言って眠る。 この本が一日に五回読める本であればとねがう。
by cinniyan
| 2016-01-04 06:30
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