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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
私は、青い色や、白い色をした木が好きだ。幹が白いシラカバというより、 葉の色が緑ではなく、青みがかっていたり、シルバーブルーの木々の 中にいるだけで落ち着く。以前、スコットランドに行った時に、止まったホテルの 庭には、何十メートルものもみの木と言われるトウヒの巨木がたくさんあって、 朝方には、リスがたくさん走っているのを見かけたが、そこには森に宿る 精霊たちがいかにも現れそうな気配があって、胸おどった。 ここでも書いたが、浜田ひろすけ童話賞をいただいたお祝いに、永井先生が、 好きな木を植えなさい。とお祝いをいただいて、とても悩んだ末に購入したのが、 このブンゲンストトウヒだった。この木の葉っぱの色は、感動の 声をあげてしまいそうなくらいに美しい。もみの木やトウヒは、とても大きく 巨木になるので、狭い庭の中であまり大きくならない成長の遅い種類を見つけた。 これは、コロラド州原産の、「コロラド・トウヒ」とも呼ばれる「文言巣と・グロボー」と 呼ばれる木で、寒い雪国で成長する。一年に、10センチしか伸びない木だ。 もっと大きくなると、卵型に刈り込まなくても自分で形を整えるのだという。 最初にある写真は、4月26日の新しい新芽が芽吹いたところで、つぎの青い 葉っぱに育ったのは、5月の10日の写真。なかなか成長しないあたりが、 自分に似ていると思うが、今年も無事に虫もつかずに元気に育ってくれている。 しみじみ、神様の創る美しさには、心から癒されて幸福に満たされる。 本当に、この木が庭の片隅にいてくれるのは、なんて幸せなのだろう。
by cinniyan
| 2016-05-23 16:41
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