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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
今年は、雨らしい雨が山梨県付近では降っていないように思う。 と言っても、7月に入って、今週はずっと曇りマークが並んでいる。 毎日が慌ただしく、でも充実した忙しさが続いている中で、また展覧会に出品するための新しい絵を描き出した。 そして大事なことを思い出した。6月に出版した絵本の紹介をまだブログでしていなかったのだ。 絵本の登場人物たちには、けして忘れていた訳じゃないと伝えたい(笑)。 この物語は、壊れたカタツムリの殻を花びら貼って直したり、汚れた殻は洗って、綺麗な絵を描いて新しくしたりと、殻のお直しをしている カタツムリが主人公のお話だ。 この物語は、実はずっと昔に、実際に庭の中を、殻に花びらがくっついたまま這っているカタツムリを見たことが、頭から離れなかった。 それが、お話に繋がっている気がする。 ずっと前に、カタツムリの殻の上に花びらが湿ったまま張り付いて、それがついたまま花びらは、ひからびていったのだろう。 カタツムリは、ヤドカリのように、体の大きさと共に新しい殻を脱ぎ捨てて,新しい大きな殻に潜り込むヤドカリと 違って、自分の成長と共に殻も大きくなっていくから、一度穴がなにかの拍子に開いたり、汚れても、 直すことは出来ないのだと思ったら、カタツムリの世界には、こんな殻のお直し屋さんがいてくれたら、 カタツムリたちも助かるだろうにと思った。 この絵本が出て、道を歩くと本を読んだ人びとに声をかけられ、最近はほとんど大きなカタツムリは見なくなった、、、という 話に花が咲いた。昔は、このあたりは雨上がりには、8センチもあるカタツムリがごろごろ、道を這っていたというのだ。 確かに、私の家のドアにたまについているカタツムリも、みんな赤ちゃん状態のお大きさだ。 カタツムリは、葉っぱを食べて分解し、いい腐葉土にして戻してくれる。 カタツムリの世界に繁栄あれ!! 絵本のタイトルは、「かたつむりのペットンさん」で、壊れたり汚れたかたつむりの殻を、花びら貼ったり、絵を描いたりして直している、かたつむりが主人公だ。
by cinniyan
| 2016-07-27 06:30
| 私の絵本
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