リンク Link
カテゴリ
以前の記事
検索
ファン
ブログジャンル
画像一覧
中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
年が明けて、いくつかの創作を同時進行している。 この絵は、フレーベル館のもので、大月に住む人には 後ろの山が見たことあるように見えるかもしれない。 すぐ側にいつも見えている鏡のような岩盤がむき出しに なった岩殿山だ。 じっさい、この山のそういう部分からもイマジネーションが 生まれて物語が出来ている。 この先に、絵の進行と共にお話も少しは変化する部分も あるけれど、すでに物語は出来上がっていて、あとはどんなタッチの 絵にしようか?と、編集者と悩んでいる段階だ。 絵本というのは、絵だけ見ても楽しめたり、感動出来るものだ。 表参道のクレヨンハウスには、どれだけ通っただろう? 今のようにインターネットで海外の絵本も買えない頃、 日本の絵本の3~5倍くらいする、それも英語やロシア語で、 中の文章も読めないのに、うきうきしながら買った洋書の絵本!。 それらはすべて、オリジナルの魅力ある絵に溢れて、その絵を 見たくて買ったりしたものだ。 気に入った洋書の絵本をめくる度に、日本人の絵の力量の なさに、自分を含めがっかりして、憧れたものだった。 私は、いくつかの画材の違いやらで、タッチの違う絵が 生まれるので、どの方向で行くかで絵本は決まってしまうが、 今思うのは、私の描く物語の世界が実在していると思うと、 その世界に住む登場人物に一番近い絵を描いてあげたいと 思う。 そんなところから、どのタッチで描いていくかも決まる ような気がする。 このあたりも、作家と編集者の関係の大事なところだ。
by cinniyan
| 2017-02-10 06:30
| 私の絵本
Powered by nishina sachiko
Copyright © 2007 RakuZan Co. All Rights Reserved. |
ファン申請 |
||