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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
次回作に、いろいろ取りかかっている。 一つの物語には、モグラが登場する。 そこで、学者の先生に質問したり、いろんなモグラの本も読んで勉強しているが、 未だ、モグラの生態は解明されていないことがとても多いという事が分かった。 なんだか、人間に身近でみんながよく知っている動物だと思うのだが実は違ったのだ。 田舎の畑でよく見かけるモグラ塚と呼ばれるものは、見たことがっても、 あのモグラ塚が何か?を、知っていただろうか? 私は、それも知らなかった。 あの土の山から、モグラが出てくるのだと思っていたのだ。 ところが、それも間違い。 地下でトンネルを掘って、そこから出た土を、いちいちトンネルを戻って垂直に 地上までの穴を堀って、捨てに地上に出しているのだという。 たまに、モグラだと思った死骸を、野原で見つけたことがあった。 それは、調べてみると、地上の落ち葉や木の穴のあたりに住む、体の小さなヒミズという モグラの仲間であることが分かった。 モグラは、やはり徹底して土の中で暮している。 けれど、実は日光浴もするし、泳ぎも上手くて、台風などでトンネルの中に雨水が 浸水した場合など、泳ぐし、川などは見事に泳ぎきるようだ。 太陽に当たると、死んでしまう、、、というのも迷信。 最近では、目がまったく見えないというのも違うのではないか?と言われている。 目は薄い皮で塞がれている感じになっているのが、トンネルで仲間に出会ってしまった 時等、目が見開かれるというのだ。 だからといって、目が見えるとも言えないのだが、 1000枚もの落ち葉をがっちりと固めた巣も作るのだ。 トイレの場所も決まっていて、そのモグラの糞を養分に、ナガエノスギタケという キノコが地表で生えてくるのだという。 モグラのオスとメスがどうやって出会って、交尾をするのか?。その様子も 観察されていないという。本当に不思議に満ちた動物だ。 何しろモグラは、トンネルの中で出会えば、ケンカしかしないのだから。 モグラの生態を教えるわけではないが、そうした生態を知った上で、物語を 書かないといけない。 けれど、私たちが歩いているその土の下にも、こうした小さな命が懸命に工夫を しながら生きているのだと思うと、とても愛おしくなんだが嬉しい気持ちにも なり、なおのこと地球の自然がこれ以上汚れないようにと願う。 さて、それではまた、物語の続きを~。
by cinniyan
| 2017-05-03 06:30
| 私の絵本
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