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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
そして、始めてメダカのお腹に卵をつけて泳いでいるメダカを見た。 目を凝らすと、ちっちゃなちっちゃな黒いメダカが5.6匹も確認出来る。 いつの間にか、メダカは赤ちゃんを生んでくれていたのだ。
私の家の側には、川が流れているので、もっぱらメダカを 言えば子どもの頃に手ぬぐいを持って、掬いに行った思い出がある。 といっても、3才までしかここにはいなくて、後は新潟や福島の会津若松で 育ったので、その記憶もうっすらとしたものだが、夏休みに帰ってくると、 バケツと手ぬぐいを持ち、姉妹と一緒に川にメダカ掬いに行った。 自分一人で手ぬぐいを広げることもあるし、姉と一緒に片方づつ持って、 メダカにそっと接近、一気に掬いあげたつもりが、手ぬぐいが水で膨らみ、 一緒にメダカと水がこぼれてしまったこともある。 そんな思い出はあるけれど、飼ってみようと思ったことがなかった。 けれど、家に50センチほどの大きな石の睡蓮鉢があって、底に穴が ないものだから、(きっと、昔に餅をこねるのにつかったらしい) 水が溜まるとボウフラがわいて困るとおもっていたところ、メダカを飼うと ボウフラを食べてくれるよと、教えてくれた方があった。 その方は、メダカを大事に育てていて、孵化したメダカを増やして、 稚魚は稚魚だけで育てたり、細やかな飼育をされていた。 そしてある日、10匹のメダカを持ってやってきて、鉢を掃除して、 「さっちゃん、メダカを入れておいたから!」と。 「えー!、すごーい!」 ということで、私は早速なので、赤玉と砂を底に敷き、溶岩や、素焼きの鉢の 割れた破片などを入れて、メダカの隠れ家をいろいろ置いてあげた。 ホテイ草も買ってきて浮かべていたら、とても美しい紫色の花を咲かせた。 メダカは、白っぽい色のものだったが、最初に数日に、2匹が死んでしまった。 水は、水道水を一日くらい太陽に当てて流し込んだのだが、やはり環境が 変わったことで対応出来ないものが出たのだと思う。 それで8匹になった。 水草があったりすれば、ほとんど餌はいらないと聞いたけれど、一応、 メダカ用の餌を買って、朝に撒いてあげるとあっという間に浮かんで来て、 ぱくぱく、なんだかとても可愛い。 そこで、赤いメダカをネットで注文し、加えた。これが5匹くらい。 この中の冬を越えて生き残ったメダカが、お腹に卵をつけて泳いでいる、 写真に写っているメダカだ。 昨年の夏は、死ぬメダカもなく、元気に泳いで時折ジャンプ!!をする 姿も見えたり、水面に、ぴちゃ!っと跳ねる音も聞こえて、とても楽しかった。 さて、そんな穏やかな日々に、ある日の事件が起きた。 それは、突然の大雨だ。(続く)
by cinniyan
| 2017-08-02 07:07
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