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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
久しぶりに図書室に寄る時間があった。 小学校の司書に採用というのは、いろいろあって、 山中湖村の臨時職員として、雇用されているという形を取っている。 山中湖小学校の図書室の司書の先生は、美奈先生で、実は 多摩美術大学の版画科を卒業されている。 実は、私は個人的にも彼女にお世話になっていて、 図書館のイベントのチラシなど、彼女がデザイン会社にいたことも あったので、お願いしていたりもする。 感覚がとても良くて仕事も早いのだ。 休み時間ともなると、沢山の生徒が図書室を訪れ、図書室に いること自体も楽しんでいる。 さて、この日の展示は、とてもユニークで、食べ物の本を展示 するのに、北欧のアラビアの食器の写真を組み合わせていた。 アラビア社の食器は、とても私も好きで、この写真の中に写って いる食器を持っていて、「あ!、これ、うちで使ってる!」なんて 会話で盛り上がったりもした。 ちょっとしたことだが、こういう展示の工夫で、子どもたちは つい手を伸ばしたくなるだろう。 低学年の子どもたちに直接会うと、本を嫌いな子どもは あまりいない。 もちろん、だんだん漢字が増えて、難しくなれば、本から 遠ざかっていくこともあるだろうけれど、本を好きでいる 気持ちを保たせてあげるのは、やはり、多くの本を読んで、心から 本を好きになることと思う。 それにはやはり、沢山の本を読むことしかないように思う。 そうすれば、1冊でいいから自分の心にぴたっとくる本が 見つかっていくだろう。 そうなればこっちのもので、その子が大人になって心を助けて くれるような本まで、たどり着いていくように思う。 低学年のうちに、そう16才までの間に、感性は育つと言われて いる。 感性を豊かにするには、美しい絵画を見たり、いい音楽を聴いたり、 さまざまな場所に行って刺激を受けたり、自然の中で遊んだり、 そして多くの本を読んで、自分と違う世界での経験を沢山する ことだと思う。 感性が豊かになると、いきいきした心が養われ、人生が楽しくなる。 小学校の司書の先生は、ほとんど移動がないため、長い間には、その 図書室の司書の先生の個性がはっきり現れてくる気がする。 司書の先生が、まずは自分で楽しみながら本の展示を工夫することが 大事だなと思った。
by cinniyan
| 2017-12-15 07:33
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