• フォロー|
  • ログイン|
  • ブログを作る!(無料)

「絵本作家*仁科幸子」の更新通知を受け取る場合はここをクリック


絵本作家 仁科幸子部落格 nishina sachiko's blog
by cinniyan
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
Facebook
< February 2019 >
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28
 私の絵本
私の絵本
リンク  Link
ishiifood
kaiseisha
kosei-shuppan
doshinsha
tokuma-shoten
fairyrealm
froebel-kan
norashoten
bunkeido
bestfield
mottainai-lab
orgonite


shimarisu
tien-wei
yuan-liou

カテゴリ
全体
私の絵本
私の好きな絵本
大月市立図書館の館長のブログ
以前の記事
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
more...
検索
ファン
ブログジャンル
本・読書
画像一覧

もっと見る
中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子
英文翻訳:伊藤菜月妓
英文翻訳:坂元一枝
     (2010.4月起)
ブログトップ
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項
パップンピットクラブで、ちぎり和紙でウチワをつくる!
d0137382_06531061.jpg
d0137382_06525874.jpg
 梅雨に入ったはずが、毎日の猛暑。
 と思ったら、大月市では大きなイベントの一つ、猿橋でのアジサイ祭りの
日曜日。
 午前中まで夜から雨が降っていて、9時には止んだ。
 知り合いの方々が、着物を来てお茶をたてる日でもあるので、
雨だと気の毒だと思っていたのでホッとした。

 さて、その日曜日、図書館ではパップンピットクラブを開いた。
 パップンピットクラブは、私が大月に戻って来た時に、自宅で
近所の学校の子どもたちなどを集めて開いていたもので、
感性を豊かに磨いてあげたいと思って始めたものだ。
 小学校にワークショップなどを頼まれて行くと、小学校3〜4年くらい
まで、とても自由な感性でいい作品を作っていた子どもが、高学年になった
とたんに、右へ習えで、個性のなくなった他者と似たような作品を作り出す
ことが多いことに気づいた。
 とてももったいないことだと思う。そこで、学校ではしないようなものを
なるたけ作らせたり体験させてあげたいと思ったのだ。
 家では、庭に妖精を探しにいって、出会った妖精に悩みを打ち明け答えを
もらって、妖精の絵を描いてもらうなんてものもあったが、驚いたことに
10人中4名くらいが、実際に妖精を見て、名前ももらった子どももたから
驚きだった。
 子どもの世界は、本当に純粋に光と繋がっているものだと感動してしまう。
 家で開いていたようにはいかないが、それを今は、図書館で開いている。
 もっと自然の中に連れ出したいと思うけれど、公立の図書館だと
いろいろ決まりもあり、外に連れ出して怪我をしたら〜などなど、
なかなか実現出来ないことも多い。

 この日は、点描画のスーラのように、和紙を出来るだけ小さくちぎって、
貼り、色と色とのコンポジションを楽しむというやり方をした。
 何かを意図的に描くのではなく、隣にこんな色が来たら、こんなに綺麗とか
感じて欲しいと思った。
d0137382_06552501.jpg
d0137382_06553611.jpg
d0137382_06555182.jpg

「小さくね、小さく、、、」と、4〜5ミリにちぎった和紙を貼ってみてと
言ったのだが、子どもたちは自由だ。
 そんな言葉におかまいなしに、大きな和紙を貼って、そこに更に
小さい和紙を貼ったり、自由にしている子もいる。

 この日は、会議室でしているので、会議室いっぱいの20名が参加だった
ので、ボランティアの方も頼み、オカメインコのピーちゃんにも参加して
もらった。ボランティアの方がたには、本当に感謝だ。


 子ども達は作品が出来上がると、ぴーちゃんの周りに集まっていたが、
生きた小さな命を間近にすることの大切さを思うので、連れていっている。
 
 小さくちぎった和紙を時間内で貼るのは、結構大変で、みんな集中して
がんばって、美しいウチワをそれぞれに完成させることが出来た。
 簡単なように見えて、大人でも時間内で小さな紙の一片を貼付けていくのは、
かなり疲れる作業だが、みんな最後まで完成してくれた。
 そして、発表時には、そのウチワから想像し、小さな物語を披露してもらった。
いきなりなのに、とても素敵なウチワの物語を話してくれる子どももいて感心!。
 みんな、このウチワで仰ぐと、虹が現れる、幸せになれるなど、とても純粋な
希望ばかりで、子どもの心の健康を思った。
d0137382_06554180.jpg
d0137382_06554663.jpg
d0137382_06555716.jpg
 熱中症注意が叫ばれる中、ウチワでの夕涼みが普通だった時代は
風流だったことだろうと思いながら、子どもたちの可愛らしいウチワを
眺めた。
d0137382_12590229.jpg
d0137382_06580510.jpg
d0137382_12591060.jpg
d0137382_06575315.jpg
d0137382_06581296.jpg
d0137382_06582498.jpg
d0137382_06583092.jpg
 今年の夏を、元気に過ごしてほしい。

 

 

Tweet
by cinniyan | 2018-06-27 07:44 | 大月市立図書館の館長のブログ
<< 石井食品株式会社の石井トヨ子さ... なぜ、眠くなるのか? >>
Powered by nishina sachiko
Copyright © 2007 RakuZan Co. All Rights Reserved.

ファン申請

※ メッセージを入力してください