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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
日本中を熱い熱気に包んだ、ワールドカップ出場の日本チーム。
そのリーダーを務めたのが、ドイツのサッカーチーム、 ブンデスリーガーに所属する長谷部誠さんだ。 そのキャプテンぶりに、思わず彼のホームページを見てみると、 今はユネスコの親善大使として、多くの体験をしていることを知った。 有名人が寄付をしたり慈善事業をすることは、売名行為と取られることも あって、なんとなく何もしないで来たある日、移動の飛行機の中で、 ユニセフへの寄付の封筒を見つけたのだという。 そこで、無名での寄付を続けてきたところ、ドイツに戻ると、 海外のサッカー選手は、堂々と多くの選手が寄付をしている姿を見て、 ふっきれたという。 そんな時に、ユニセフから、東日本大震災で壊れてしまった南三陸の幼稚園 「あさひ幼稚園」の再建に力を貸してほしいと依頼があったのだという。 著書「心を整える〜勝利をたぐりよせるための56の習慣」という本の印税 9500万円を全額寄付、故郷の藤枝でのチャリティイベントで得た収益の 全額とで、1億1700万円の寄付をして、幼稚園の再建に貢献し、 無事に美しい木の質感を生かした幼稚園が完成した。 2012年7月28日のことだ。 その後、長谷部選手は、6回の幼稚園訪問も果たし、子どもたちとの交流を 計っている。 周囲の大人にしても、どんなにか心強いだろう。 「自分の出来ることを続けていきたい」と長谷部選手はおっしゃっている。 私は,杉良太郎さんにお会いした時にも思ったが、他者に自分の持てるもの で力になるなら、いくらでもしたい、、、という熱い思いが著名人を動かし、 それが売名行為だとかいう前に、やはりこうした現実の形となって行動する人の ほうが本物だと思う。 いろいろ考える前に、行動し余分なお金があるなら、寄付することは何も おかしくないし、それを非難するほうがおかしいと思う。 長谷部選手も、個人では何も出来ないが、ユニセフとの出会いでこういう形に なったことを、とても喜ばれていた。 「完成した幼稚園でサッカーしたり、いっぱい遊びたい。サッカーをやめたら 保育士になるのも一つの道かな」 と話されていた。 サッカーを辞めるなんて日は、ずっと後までないだろうけれど、こうした 著名人のサポートは、被災者の方の大きな心の支えになるはずだ。 ワールド・ビジョンで毎年クリスマスの募金箱を作って寄付を募っているが、 私が募金箱のイラストを描かせていただいて3年目になる。 今年のイラストももう入稿を済ませたところだ。 長谷部選手たちのような高額なお金でなくても、自分にそれこそ出来る500円でも 寄付する、その気持ちが大事だと思う。 著名人の方々は、売名行為と他者に言われるなんてことは気にせず、ぜひ 行動に移して、寄付を募り貢献してほしいと思う。 今の日本は、それこそ泥の海が落ちて来ると古書に書かれていた通りになっているし、 明らかに気象が変わったと認めて、そんな荒い地球の天候の中で、生き残る方法を 考えなければいけない時に来ていると思う。 昔、「ディーン砂の惑星」という映画を観たが、酸性雨の振る中、大風が砂を巻き上げる 大地の上で、地下に住むようになっていた。 これも、大きなサイクルで観たらいずれ来る世界だと思う。 建築家は、今後の日本の家屋の設計を見直し、大雨や竜巻などに備えた家を 作っていくことになるのだろう。
by cinniyan
| 2018-07-13 07:44
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