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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
夏の暑さで、たまにお風呂場で小さなゲジゲジや、ムカデに
遭遇したことはあって、震える感じで熱湯シャワーを虫に 向けて退治する、、、ということは、今年も何度かあったが、 風呂場以外で家の中で見かけることはなかった。 先日の朝の4時頃の話だ。携帯が鳴り、私は1度の着信音で すぐに出ると、(なぜか素早い行動)妹の震える泣きそうな声が 響く。「ムカデに噛まれたみたいなんだけど、どうしたらいい?」 私は、すぐに以前買っておいたスズメ蜂エキスを持って行った。 妹の足は、小指と薬指が真っ赤になっていて、噛み跡と思える 赤い丸い跡が、2ミリくらいついている。ただし、一つ。 妹は、今までに経験したことのない激痛に見舞われ、飛び起きたの だという。パニックで、ムカデがそっちへ行った気がするが、 それどこでなかったという。 聞くと、もう水で傷口を洗ったというので、噛み跡をギューと 絞ってみるが、血もでないので、スズメ蜂エキスを塗ることに した。 何しろ食あたりの蕁麻疹であっても、どんな毒虫であっても、 こんな時の力強い見方だ。 指にスズメ蜂のエキスを塗った後、ムヒを塗り、更に 妹が以前に皮膚科でもらっていた、ステロイド入りの軟膏も塗った。 スズメ蜂エキスをしみ込ませた包帯で指を巻いて、ひとまず 様子を観ることに。 今のところ、頭痛も吐き気も熱もないようなので、もし 朝になって、そんな症状が出たら病院行きだと思いながら、もう一度 眠ることに。 朝になって、調べると妹の足はかなり熱を持っている。早朝の 処置の段階で冷やそうか?というと、なんか冷やしてはいけない みたいと妹も言うので冷やさなかったが、妹の足の甲は、ぼんぼんと 熱で腫れたように見える。 ただ、真っ赤になっていた二本の指の色は消え、腫れもかなり 引いていたので安心。 そこで、足の上下を氷(アイスノン)を置いて、しっかり固定。 ご飯もしっかり食べれたけれど、その日は、一日寝てもらうことに。 やはり、毒が体に入った場合、全身に廻ると恐ろしいことになるし、 体もだるいはず、こんな暑い中で油断は禁物だ。 結局は、その後、何度もステロイド塗ったり、冷やしたりしている うちに、甲の部分も赤い部分は消えて、すっかり普通の足に戻っていった。 処置をした後で調べると、まずしなくてはならなかったのは、 暑いお湯で傷口を洗い流すというものだった。 ムカデの毒は、43度の熱で消えるようだ。なので、暑いシャワーを ずっと20分くらい流し続けると書いてあるものもある。 石鹸で傷口を洗うというのは、毒虫に刺されたらどの虫でも共通。 もちろん、最初に噛まれたところから毒を吸い出すことが出来たら そうするが、口で吸ってしまうと口に毒がつくので禁物。 それようの器具を持っていたらの話だ。 その後は、ムヒやステロイドを塗って、がんがん冷やすということだった。 ムカデの場合の毒は、ばかにならないので、病院を受診するようにと ある。 まあ、とにかくそんな騒動がありながらも、次の日には元気に回復して、 無事に会社に行ったので安心した。 実は、図書館のスタッフHサんは、すでに蜂には10回くらいは刺されて いるのだという。 一度などは、腕を振り下ろしたところに、ちょうどスズメ蜂が飛んで来て 遭遇。激痛と共に見ると振り下ろした腕にまだ、スズメ蜂が付いていたという。 そこでまた慌てて払い落としたというのだ。 その日は、知識のある人がいて、思い切りスズメ蜂の毒を、血が腕に したたるほどに絞り出してくれたので、後はムヒを塗るくらいで運転もしたそうだ。 しかし、次の日になってみると、血管に沿って赤く腫れて尋常でないので、 病院に。 先生は、今まで蜂に刺されたことがあるか?の質問に、「もう10回くらい 小さな蜂を含めて刺されています」と、先生は、「今度スズメ蜂に刺されたら 抗体が出来ていて、死ぬこともあるから二度と刺されないように」と、 注意されたようだ。 アナフィラキシーと呼ばれるものだ。 スズメ蜂に刺された人は、確かに極度に怖がり、親戚でも一度刺された後、 なにしろ蜂に刺されないように神経を尖らせていた人もいたが、怖いことだ。 そのHさんが、「館長も、庭いじりとかするし、ポイズンリムーバーを 買って持っておくといいですよ」と、教えてくれる。 毒を吸い出す注射のような形のものだ。それがあれば、口を使って危険な 行動もする必要ないし、毒を吸い出せるので、安心だという。 すぐに薬局に行ってみたが、売っていなくてネットで注文。 よく森林ガイドのSさんも、先日買ったのだという。 たった、1匹の昆虫の毒で死ぬ事もある。 スズメ蜂のエキスがもう大分なくなったから、お電話して買わなくちゃ、、、 と思っていた勘は当ってしまった。 スズメ蜂エキスは、生け捕りしたスズメ蜂を焼酎につけたもので、残酷だが、 死ぬ前に濃度の濃いエキスを出し、それがとても強力なエキスを出すのだという。 私が卵にあたって、ひどい蕁麻疹が夜中に出だした時にも、すごい威力を 発揮してくれた。 今日あたり電話して、追加注文するつもりだ!。 森に行く時には、気をつけよう!
by cinniyan
| 2018-08-06 10:01
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