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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
先日、山本育夫さんの始められた「一節本」の中に、私も
書かせていただいた話を書いた。 大月市立図書館でも、今まさに始めようとしているのだが、 ちょっとショックなことがあった。 私の好きな絵本の中の「おおきな木」の中に出てくる極め付けの 言葉、 「きは それで うれしかった・・・」 「だけど それは ほんとかな」 それが、図書館でこの本の話をみんなでしていたら、 「館長、この絵本、版権が切れて村上春樹さんの翻訳に、訳が変わりましたよ」 「ええー!、見せてー!」 と、いう訳で、私の好きなページを開いたら、 「それで木はしあわせに・・・」 「なんてなれませんよね」 と、、、、(汗) 説明されていた、、、。 きっと読解力の落ちた今の子どもたちに、よりわかりやすく伝えるために、 こんな訳にしたのだろうか? 村上さんは、どういうつもりで、この訳にしたのだろう?、、、。 いろんな思いが駆け回った。 見ると、後ろに色々と村上さんの思いの文章が載っていた。 アメリカで1964年に出版され、世界30カ国で翻訳されている ロングセラー。 世界中で、翻訳者によって言葉も違うのだろうな。 けれど、新しく復刊されることになったからといって、名作の翻訳を 変える理由が、なぜあったのだろう?と思う。 篠崎書林から本田錦一郎さんの翻訳で出版されていたのが、翻訳者が 亡くなって出版社が継続してし出版を続けることができなくなったという 事情で、新しく翻訳したのだとあった。 「けれど、それで よかったのかな?」
by cinniyan
| 2018-12-07 07:44
| 大月市立図書館の館長のブログ
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