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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
昨年の暮れに購入した、ヨーロッパナラが一気に芽吹いて、 気がつくともう花を咲かせて散り、可愛らしい形の葉っぱを広げ出した。 このヨーロッパナラは、詳しくいうと種類は、クエルクス・アルゲンテオマルギナータというのだそうだ。 強い日光にも耐え、極寒にも耐えるとても忍耐強い木なのだという。 つい最近まで、ただの茶色の幹だけだったのに、ある日きがつけば黄緑色の新芽が一斉に芽吹いていた。 そう、この形!!、この葉っぱの形に魅了されたのだ。 この葉っぱの形のなんと愛らしいことか!、それに白い斑が入って美しい。 森に入ればどんぐりを実らせる木々に会えるが、庭で会えたら、それは とても贅沢で嬉しい。 春に咲いた、この花が受粉して、いくつのどんぐりを成らせてくれるか、 今からとても楽しみだ。 どんぐりにまつわる話は、尽きず、ロマンに満ちている。 子どもたちに、どんぐりの木って、知ってる?と聞いても、 中には、「どんぐり」という名前の木だと思っている子どももいる。 日本には、カシの木、ミズナラ、アカカシ、シラカシ、ナラ、ブナ、 クヌギ、カシワ、など、身近で見ることのできるどんぐりの実があるのが ありがたい。 本当か分からないが、以前オーストラリアから来ている英語の先生に どんぐりの木について聞いたら、なんだか全部をひっくるめて名前が ついていて、日本のように細かく分類されていないとおっしゃっていたが、 本当かな? リスたちが忘れっぽいお蔭で、リスの冬の食料へとどんぐりを提供した 木々たちは春になり、リスが埋めた場所を忘れて、掘り起こされずに 運良く芽生えたどんぐりは、風では行けないほど遠い知らない場所にも 芽吹くことが出来る。 森は、赤リスが作った!という森人もいる。 以前、森の管理人から、どんぐり の木々たちは、次の年がどんな天候に なるかを予測して、来年はあまりどんぐり の実を成らさないようにしよう、、、 などと木々の言葉で伝達しあっていて、それが日本全国に伝わるため、 ちゃんと決まったように、どんぐりが豊作の年とそうでない年と、 一様にどんな地域でも揃うのだと聞いたことがある。 どんぐり の木たちは、言葉を持ってコミュニケーションをしているのだという。 これは、それを食べる小動物たちの繁殖と密接に繋がっていて、どんぐりが 運ばれなければ、どんぐり の木たちは花をたくさん咲かせる必要はあまりないと、 木々たちが判断すれば、次の年にはあまり多くの花をつけない。 緻密な森の付き合いがどうもあるらしく、興味深い。 なんだか、どんぐりに穴を開けに、ゾウムシが秋になるとやって来そうだな、、、。 それにしても、自然界の命はなんと美しいことか!。 みんな内側から輝いている。 人間の疲れた灰色の目とは、なんと違うことか!。 早く、会いたいものだ、今年は秋がいつにもまして待ち遠しいな!。
by cinniyan
| 2019-05-06 11:47
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