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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
プラスチックゴミによる海洋汚染は、その膨大なプラスチックゴミが
海岸に打ち寄せられているのを見て、初めて私たちは、とんでもないことを して来たと実感したはずだ。 海に溶けたプラスチックは、目に見えているのはある意味いい方で、 近い将来、ナノ単位まで海水に溶けてしまったプラスチックの汚染で、 私たちが飲む水にも危険が及んでいる。 いち早く、スターバックスが、プラスチックのストローを使うことを 止め、紙に変えることにした。 けれど、全世界で紙にシフトして行くのは、森林は大丈夫なのか?、と 私は感じていた。 もちろん、そんな時にというか、もっと前からこのプラスチックに変わる 素材を探し求めている研究者たちもいる。 包装素材に、ポップコーンが詰められてくることは体験したことがあったが、 海外では、「サーキュラー・デザイン・チャレンジ」(循環経済設計競争) として、インドネシアで養殖される海藻を包装資材に使えるようにするための 試験を行っているという。 「特に包装資材におけるプラスチックの使用を減らすことが目的だ」と イーヴォウェアという会社は進めているのだという。 開発中のバイオプラスチックは、プロティン・ハンバーガーを包む袋に 使用されていて、これは袋ごとハンバーガーを食べることができるのだという。 また、茶葉・即席麺・シリアルなどの袋になると、水に溶けてしまうし、 石鹸や生理用品向けの包装資材では、生物分解されるのだという。 海藻を原料とする使い捨てカップの代替材料の開発にも取り組み、 エロ・ジェロという商品名の食べられるカップも2016年に発売している。 こうした世界が活気だって、ますます有能な製品が生まれてくることを 願うが、ここに来て、日本でも食べられる器を、岐阜の高山市では開発。 「コマコーヒー」で販売しているエスプレッソ・コーヒーでは、カップが ちょっと変わっていて、カップの中に砂糖をコーティングしてあり、飲み終わったら カップを食べることが出来るのだという。 愛知県の「丸茂製菓」では、こうした食べられる容器を作っていて、 原料には、デンプン・玉ねぎ・白身魚などの粉を機械に入れてそのまま プレス。しばらくすると食べられる器の完成で、できたてのアツアツを食べて みるとなかなか美味しいのだそう。 もともとこの会社は、アイスモナカの皮を作っている会社で、 「弊社のコンセプトは、美味しく食べてゴミをゼロにする」ということ。 美味しくないと食べてもらえないということで、「焼きとうもろこし」 「紫いも」「海老煎餅」「オニオン」の四種類の味を生み出している。 開発当時は、全く売れなかったのが、今年になって状況が一変。 スタバが脱プラスチックの動きの後、一気に注文が殺到したようだ。 さて、まだまだプラスチックに変わる有効なエコな素材開発があるはず。 研究者の皆さん!、ぜひ頑張って欲しい!。
by cinniyan
| 2019-05-23 06:46
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