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中文翻訳編集:黄淑菁
英文翻訳:白須康子 英文翻訳:伊藤菜月妓 英文翻訳:坂元一枝 (2010.4月起) |
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5月に開催する、「アリスのティブックトーク」では、今回
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」についてみんなで話し合う。 ミヒャエル・エンデという人。 今、生きていたらどんな物語を書いてくれたのだろう?っと、早くに 亡くなってしまったことが、とても残念に思う作家だ。 この間、図書館のスタッフとこの物語の話をしていた時に、 この物語にとても重要な人物である、古本屋の店主の名前 「カール・コンラート・これアンダー」という名前の長さに 驚いていると、彼女は、「カールおじさん」と呼んでいました!と 笑わせてくれた。 映画の中のキャラクターでも、頑固ジジイという風貌の、なんとも言えない 不思議な感じ、、、何か、この人と関わると何かが起きる!と、 思わせるような感じだったが、物語の中で語られる彼の言葉は、とても印象的だ。 *************************** 「絶対にファンタージェンに行けない人間もいる。 行けるけれど、そのまま向こうに 行きっきりになってしまう人間もいる。 それから、ファンタージェンにいって、また戻って来るものもいくらかいる。 君のようにね。 そして、そういう人たちが、両方の世界を健やかにするんだ。」 「ほんとうの物語は、みんなそれぞれ、はてしない物語なんだ。 ファンタージェンの入り口はいくらでもあるんだよ。 そういう魔法の本は、もっともっとある。 それに気づかない人が多い。 ファンタージェンに行って戻ってくるのは、本だけじゃなくて、 もっと他のことでも出来るんだ。 君もやがて気づくだろう」 ************************* 結局、この本屋のおやじも、またファンタージェンに行って 戻って来た人の一人だったのだけど、 2040年の日本の人口予測の数字が出て、山梨は、28、3%の 人口が減少する話に、歯止めにかけるような対策を〜と、 話している知事の姿に、なぜか、この下りを思いだした。 人口が少なくて不便なことは確かに沢山ある。でも、 だから不幸せか?、となったら、意外と逆かもしれないのだ。 それは、昔の日本人を見たら分かるし、こんな小さな島国に、 こんなに人が住んでることのほうが、ちょっと異常に思う。 「いいかい、ファンタージェンに行って来た、 ものしりの年寄りの言うことを、よく聞くんだよ」 と言われたら、きっと耳を傾ける。 ▲
by cinniyan
| 2018-04-04 06:44
| 大月市立図書館の館長のブログ
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