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絵本作家 仁科幸子部落格 nishina sachiko's blog
by cinniyan
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  • 8月は、図書館の2Fを子ども達に解放するよー!
    [ 2018-07 -30 07:44 ]
  • 「たとえ明日、世界が滅びても、僕はリンゴの木を植える」〜     私の好きな言葉
    [ 2018-07 -27 07:44 ]
  • 若尾多香先生!!、日本バレエ協会 指導者特別賞受賞おめでとうございます!
    [ 2018-07 -25 07:44 ]
  • 海をむしばむプラスチックゴミ!!
    [ 2018-07 -23 07:44 ]
  • FUKUFUKU+始動!!!、障害者のアートが町に!
    [ 2018-07 -20 07:44 ]
  • 絵本専門店 ゆめやの 長谷川さんとのある日の会話ー9     『体験格差』
    [ 2018-07 -18 07:44 ]
  • 心と体を癒す、ビューティフルウォーター
    [ 2018-07 -16 07:44 ]
  • 長谷部誠、被災地に幼稚園を再建!
    [ 2018-07 -13 07:44 ]
  • 蘇民将来の茅の輪守り
    [ 2018-07 -11 07:44 ]
  • 生きている地球の上で、暮させてもらっている私たち
    [ 2018-07 -09 07:44 ]
  • 『赤い鳥』創刊100年記念・感想文コンクール
    [ 2018-07 -06 07:44 ]
  • 『虫と遊ぶ 虫の方言誌』
    [ 2018-07 -04 07:44 ]
  • ブラックレースフラワー
    [ 2018-07 -02 07:44 ]
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8月は、図書館の2Fを子ども達に解放するよー!
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 今年は、梅雨らしい梅雨もなくて、図書館全体にディスプレイした
アジサイや雨のしずくが、それこそ飾りで終わってしまい、実際には
体験しないような暑い日が続いた。
 7月に入っても、この夏は、なんだか心がどきどき心配するような
天候が続いて、のんびりとした空気にほど遠い夏の始まりだった。
 そんな7月も終わって、子どもたちも夏休みに入っているだろう。
 暑い夏に困っていたら、今度は大雨になって、夏休みに入って
すぐのレジャーを計画していた家庭では、計画変更で、親にとっても
頭の痛い時期かもしれない。
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 さて、図書館では、8月は「子どものもの!」ということにして、
児童書のある2Fスペースを、子どもたちに解放する。
 解放するという言い方もおかしいが、普段は図書館では無駄口なしで、
静かに本を読んだりしないといけないと思っていると思う。
 そこで8月は、2Fスペースに限って、普段と代らずおしゃべりしたり、
マットに寝ころんで本を読んでもいいし、
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子どもテントの中で本を友人やご家族と読んで楽しんだりして欲しい。
 どうしても、まだ幼いお子さんを連れたお母様たちは、子どもが
泣いたりするのを、とても気にされていると思うが、児童館のような
感じで図書館を使ってくれたらと思う。
 同じ2Fにある読書室をご利用の方は、そのあたりのことを了解して
使用してほしい。
 ドアでスペースは区切られているので、そこまで子どもたちが大声を
出しても気にならないはずだ。
 好きな本をぜひ、図書館で見つけてほしい。
 図書館で過ごす夏休み〜学びと楽しみ、いっぱいの夏休みにして
もらいたいと思う。
 


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▲ by cinniyan | 2018-07-30 07:44 | 大月市立図書館の館長のブログ
「たとえ明日、世界が滅びても、僕はリンゴの木を植える」〜     私の好きな言葉
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 地球が悲鳴を上げている。
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 私たちは、心の中の湖が波立たないよう、
静かな時を持って、穏やかに優しくいよう。
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 森の与えてくれる静寂で平安な時間。
 すべてに、生かされてることに感謝を捧げよう。
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▲ by cinniyan | 2018-07-27 07:44
若尾多香先生!!、日本バレエ協会 指導者特別賞受賞おめでとうございます!
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 山梨日日新聞にある、「顔」というコーナーは、今、
輝いている人々をクローズアップして取り上げているコーナーで、
こんな人が山梨にいたのだな、こんなにがんばっているのだな、、、
などなど、とても興味の湧くコーナーだ。
 実は私も6月に取り上げられて、図書館の話をしたのだが、
先日、とても懐かしい方のお写真が載っていて驚いた!。

 若尾多香先生だ。
 実は、私は甲府で中学3年間、若尾先生のバレエスタジオで、
クラシックバレエを習っていたのだ。
 美術の道へと進んでしまった後は、東京にずっと住んでいたし、
もう何十年もお会いしていないが、現在89歳になられる先生の
お写真は、若き日の先生にあった上品で背筋の伸びた、ボーイッシュな
佇まいそのままで、すぐに分かった。
 今回、若尾先生は63年に渡るバレエの発展への功績が認められて、
日本バレエ協会から「指導者特別賞」を受賞されたのだという。
 今まで2千人近くの生徒さんを教えられてきたという。
  
 父の転勤生活で、小学校の頃からバレエを習っていたが、
度重なる東北地方での転勤で、バレエスクールも何度も変わった。
 高校に進む時に、バレエか美術大学を受験するかを悩んで、
高校進学へと進む時に、バレエを辞めたのだけど、バレエで鍛えられた
日々に培ったものは、とても大きな力となっていると今も思う。
 私が習っていた時には、甲府の幼稚園を使ってレッスンしていたが、
ぶるぶるしながら、ポーズを取ったまま何分も同じ姿勢をキープ。
体を柔軟にするための開脚の大変さや、
トゥシューズで踊る訓練などの大変さを思い出すが、あのレッスンで
鍛えられた根性は、その後の人生でとても重要な力を与えてもらった。
 きっと、先生はもう私のことは、あまり覚えていらっしゃらないとは思う。

 「くるみ割人形」「眠れる森の美女」など、
物語のバレエの世界の中に入り込み、夢見ることや想像力、美しいものへの憧れ
など、今の絵本や童話に繋がる核のようなものを、いただけたと思っている。
 多くの感謝と尊敬を先生に捧げたい。

 米寿を過ぎ、現在でも長女の方と、後進の指導に当られているという。
「終幕となる第4賞が上がった。これからは各駅停車でゆっくり進みたい」
と話されているが、踊りを作る楽しみは以前にも増しているのだと記事にあった。

「まだまだ未熟で知らないことが多い。息を閉じるまで踊りを作っていきたい」
バレエという一本の道に精進されて来た方の黄金の言葉だ。
 一つの道を人生かけてずっと続けていくということは、誰にでも出来ること
ではない。長い間には、さまざまな事情も重なり、特に芸術の分野で
このお年まで活躍出来るというのは、本当に素晴らしいことだ。
 出来れば私も死ぬまで、絵を書いたり物語を作っていたい。
 人生の一時期でも、こんな素晴らしいアーティストの下で学べたことに
心から感謝したい。

 そして、時を越えて若尾先生にはお元気で、ますますのバレエ世界への道を
歩まれてほしい。***感謝***
 

 

 
 





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▲ by cinniyan | 2018-07-25 07:44
海をむしばむプラスチックゴミ!!
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 私たちは、目の前でそれを見せられて初めて、何かどうにかしなくては!っと、思う生き物らしい。それで本当に解決出来るのか?、手遅れなのか?。 地球規模で押し寄せる世界各国からの自然災害の写真(日本含め)には、到底信じられない、映画の中の出来事のようなシーンばかりだけれど、カリブ海の島国、ドミニカ共和国に大量に流れ着いたゴミの写真には本当に驚いた!。 海外に打ち寄せるこのプラスチックゴミゴミ!。軍も、海洋保護団体なども総出で出て、毎日プラスチックのゴミの方付けに追われている写真を見ると、いったいどこから?っと思うが、世界の海には、年間25万トンのプラスチックゴミがあるのだという。 最近テレビで、コーヒーのスターバックスがプラスチックのストローを使うことを止め、新しい工夫をするといったニュースを見た。 これは、スタバで年間10億本使われるというプラスチックストローを使わず、コーヒーカップに、ストローのついていないフタ(シッピーカップ)というものに変えるというのだ。 このフタもプラスチックなのだが、これは生分解性ということで、リサイクルも可能だという。 10億本と聞いてそれも驚いたが、大きな企業が率先して行動を起こしてくれることに意義を思う。 国連は、2022年までに使い捨てプラスチックゴミを含む海洋ごみの主な発生源を排除する国債キャンペーンを始めたという。 
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30各国以上が参加している。参加国は、ベルギー、カナダ、コロンビア、デンマーク、エクアドル、フィンランド、フランス、ドミニカ共和国、グレナダ、アイスランド、インドネシア、イスラエル、イタリア、ヨルダン、ケニア、キリバス、マダガスカル、モルディブ、オランダ、ノルウェー、パナマ、ペルー、フィリピン、セントルシア、シエラレオネ共和国、スペイン、スウェーデン、ウルグアイ、英国。 日本が、入っていない。なぜ入っていないのだろう?と思ったが、福島原発の老朽化した放射能汚染物質の入っていた容器を新しくするために、中の汚染物質を海に放出するという発表をしたばかり、、、。 入るはずもなく、何かが可笑しいと矛盾を感じる。 日本にとっても、もちろん大事な大事な海の話だ。 スリランカでは、島で一番大きなゴミ処理場で、ゴミが崩れ32人が亡くなるという出来事も起きたことで、政府は、プラスチック製のコップや袋、お皿の使用を禁止したという。
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 インドのニューデリーでは、違法にプラスチックゴミが燃やされ大気汚染が酷くなったことで、やはりプラスチック製のコップや皿の使用を禁止したという。 海洋プラスチックゴミのほとんどが、使い捨てのプラスチックであることは分かっていても、使い捨てプラスチックの使用を禁止したら、どれだけ海洋汚染を減らせるかの研究はまだまだなようだ。 ポルトガルでは、食料品店で提供していたプラスチック袋に課税したところ、74%もプラスチック袋の消費量を現象させることができたという。 アメリカは、国家レベルでプラスチック製のマイクロビーズの禁止を定め、この7月に販売も禁止するというが、それ以上に、人間の快適を求める欲望が、こうした世界を作ってしまっている。 初めてプラスチックが発明された時、どんなにそれに世界中が喜んで便利だと思ったことだろう。
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 けれど、裏側で起こる大事なことを見ないで来てしまったのだ。 どうしよう、、、。海が汚い、、、、。山もだめになるし、、、。 考えて、なにか行動しよう。
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▲ by cinniyan | 2018-07-23 07:44
FUKUFUKU+始動!!!、障害者のアートが町に!
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 大月市立図書館でも福島支援のユニセフとの活動を講演して
いただいた、グラフィックデザイナーの福島治さんが新しい事業を開始した。
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 実は、彼は東京オリンピックにおいても、折り鶴プロジェクトで
開会式などを担当することも決まり、そのプロジェクトも始動し始めている。
 福島さんが、障害を持つ方の描くアート作品を見て、それらの作品を
世の中に配信したいと思われたのは、もうずっと昔のことだ。
 障害を持ちながらも、コンピューターを使ってイラストを描いている
人々は沢山いて、宮城まり子さんのねむの木学園の生徒の描く絵を見れば
よく分かるけれど、ハッとするようなピュアで素敵なアートを彼らは描くことが出来る。
 けれど、それを世の中に出してビジネスにするといったことは、
周囲の人も苦手だ。
 そこで、そういう人々のアートをデレクションし、商品化して世の中に出して
いくことで、障害者であっても自立出来、収入支援、社会参加していくことが出来ることを
支援していくことが出来る。
 障害を持った人々が少しでも自立するということは、とても大事なことだ。
 もちろん本人たちも嬉しいことだろう。
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 福島さんは、「FUKUFUKU+」という会社名にして、

 パンフレットの最初の言葉は、

「フクフクプラスは、アートをご覧になった方やネベルティを受け取った方が、
癒されたり、笑顔になるサービスや商品を提案いたします。」

 と最初に書いてある。
 続いて、
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「フクフク・アートレンタルサービスは、御社の空間を明るく、癒しのある
スペースにします。
 ロビーや待ち合い室、会議室にヒーリング・アートを飾ることで、利用する方の
気持ちを明るくしたり、心を癒す空間にいたします。
 フクフクプラスで提供しているアートは、ユーモアあふれる表現で思わず笑顔に
なったり、鮮やかな色使いが人の心を明るくしたり、リラックスさせたりします。」

〜というふうに続く。

 福島さんが、障害者を支援して何かデザインと融合させたいと思われたのは、
もうかなり昔のことだ。私も、知り合いの施設を一緒に尋ねたりしたこともあったが、
 「なぜ?、障害の方のために?」、デザイナーの中でもこういう活動をしている人は
稀だ。
 第一線のグラフィックデザイナーである福島さんは、その後、ソーシャルデザインへの
道を、しっかりと歩む方向に人生のギアを切り替えた。
 なぜ、彼が弱い人々をヘルプし、それを世の中に還元させて行く道をご自分の世界の
中心に置いたかは分からないが、やはりまずは、彼らのアートに心が動かされたという
部分は大きいと思う。 
 彼らの描くアートの力は、決して上手な絵ではないかもしれないが、心の魂の根底の
部分を突き動かす力があると思う。
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 福島さんは、各地域の福祉施設が作るさまざまな食品とアート・ポストカードや、
のしを組み合わせる「ソーシャルギフト」を提案もしている。
 綿製品には、フェアトレードやオーガニックコットンを積極的に使用して、
日本の福祉問題だけでなく、途上国の生産者に寄り添い、環境問題や児童労働を
なくすことにも貢献しているという。

 自分のやりたかった世界を現実化している人は強い。
 福島さんの情熱は、ますます笑顔を日本中に広めている気がする。
 商品に使えるアートも、今や17500点にのぼっているという。
 毎月、「お福わけ」といって、毎月応募していただくと、各地の障害者施設の
選りすぐりの商品を抽選でプレゼントもしている。

 きっと、ますますこうした障害者の方のアートが、
町の中に広がっていくことになって、絵を描く障害者の方自身の自身と心の励み、
 人々の心の中に、豊かな心のゆとりや優しさ、
笑顔が広まっていくことになるんだと思う。

 この暑さの中も、くるくるとお忙しくされている福島さんだが、暑さに負けず
がんばってほしい。


 


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▲ by cinniyan | 2018-07-20 07:44
絵本専門店 ゆめやの 長谷川さんとのある日の会話ー9     『体験格差』

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 友人が、夏休みに給食を食べれなくなるために、お腹をすかして

しまう子どもがいるので、そのために「子ども食堂」を開くと

いう話をしていた。

 けれど、家庭の貧困を知られたくないために、来たいけれど

来れない子どもも多い、、、というような話をしていた。

 最近の親の貧困さは、大月市においても深刻な問題だ。

 久しぶりに、甲府の絵本専門店ゆめやのニュースを覗いてみたら、

親の貧困による「体験格差」が生まれているという話を、

長谷川さんが書かれていた。


 とても参考になったので、載せておきたい。

 ******************************

子ども世代の人格差に歴然!親の貧富別「子どもの趣味」


 ちなみに親の趣味・嗜好が子どもにどう影響するかで、

子どもの趣味も家庭環境によって違ってくる例を出してみよう。

それをグラフ化した研究がある。

 下の図2は、小学生(10歳以上)の趣味を、貧困層と富裕層で比較し

たものだ。

横軸に年収300万未満、縦軸に年収1000万以上の児童の趣味的行

動の実施率をとった座標上に、33項目の趣味を配置してある。

 しかし、教育社会学の観点から重要な問題を提起できる。

こうした親世代の趣味・嗜好の違いが、子どもの教育達成の格差に

出ている可能性は高いのである。

 実斜線は均等線で、このラインより上にあるのは、

貧困層より富裕層の子どもの「実施率が高い趣味」である。

趣味をやるにもお金がかかる面があるのか、ほとんどの項目で富裕層の

実施率のほうが高いのは自然なことだ。

逆に、富裕層より貧困層の子どもの実施率が高いのは、

カラオケやキャンプ。

意識が低い家庭、また貧困層の家庭で一番の趣味・遊びがテレビゲーム

というのがすごい。

80%は所有していることとなる。読書がないから本など買うと言うこ

とはないのだろう。

 点斜線よりも上に位置するのは、富裕層の実施率が貧困層よりも

10ポイント以上高い趣味だ。

 芸術系の趣味は、階層差が大きい。楽器演奏は完全に収入差があり

低所得層は0に近い。

 ここでみているのは家庭の経済力による差だが、

親の職業による違いや意識差もはっきり出てきている。

 差別意識などまったくなく客観的に見ても前回のように横軸に

ブルーカラー、縦軸にホワイトカラー家庭の実施率をとったグラフに

しても、同じような図になるはずである。

読書、蔵書を持つというのは完全に収入+意識・関心度の高さ、現代では

収入が少なければ30年前にあったように収入が少なくても与えるという

ことはない。

 言っておくが、現代ではブルーカーもけっこう高収入な人が多いのだ。

 しかし、趣味は当然違ってくる。

 これから先、大学入試もペーパー主体から人物重視に方向転換されて

いくが、そうなったとき、親世代の文化差が、子投

影される度合いが高まっていくだろう。これは経済格差より深刻である。

 面接での立ち振る舞い、余裕の程度、話題の豊富さ。

こういうことは、ペーパーで測られる読解力や計算力などよりも、

家庭の文化的環境を色濃く反映すると思われる。本を与えられず読まな

かった子、音楽や美術に関心が向かなかった子は、収入差だけではなく

図2のような

「体験格差」まで生まれてくるだろう。

 この体験差がどのくらい開くかを次回では考えてみようと思う。

 (増ページ一部閲覧)



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▲ by cinniyan | 2018-07-18 07:44
心と体を癒す、ビューティフルウォーター
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 この夏は、大きな災害が日本各地で起こり、みんな夏の
容赦ない日差しの中で、疲れ切っている感じだ。
 そんな夏に、たまにはこんなふうな贅沢なお水はどうだろうか?
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 ただ、スイカとキューリと、レモンをザクザク切って、あとは、
氷水をそそぐだけのもの。

 けれど、このお水、本当に美しいエネルギーを与えてくれる。
 香りは、夏の匂いがするし、赤、黄色、緑の色が、心にフレッシュな
風を運ぶようだ。
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 疲れ切ってしまっては、被災地への応援も出来ない。
 この夏を、生き生きと生き切るために、
 たまには、こんなリフレッシュウォーターを作って、元気を回復させよう!。


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▲ by cinniyan | 2018-07-16 07:44
長谷部誠、被災地に幼稚園を再建!
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 日本中を熱い熱気に包んだ、ワールドカップ出場の日本チーム。
 そのリーダーを務めたのが、ドイツのサッカーチーム、
ブンデスリーガーに所属する長谷部誠さんだ。
 そのキャプテンぶりに、思わず彼のホームページを見てみると、
今はユネスコの親善大使として、多くの体験をしていることを知った。
 有名人が寄付をしたり慈善事業をすることは、売名行為と取られることも
あって、なんとなく何もしないで来たある日、移動の飛行機の中で、
ユニセフへの寄付の封筒を見つけたのだという。
 そこで、無名での寄付を続けてきたところ、ドイツに戻ると、
海外のサッカー選手は、堂々と多くの選手が寄付をしている姿を見て、
ふっきれたという。
 そんな時に、ユニセフから、東日本大震災で壊れてしまった南三陸の幼稚園
「あさひ幼稚園」の再建に力を貸してほしいと依頼があったのだという。
 著書「心を整える〜勝利をたぐりよせるための56の習慣」という本の印税
9500万円を全額寄付、故郷の藤枝でのチャリティイベントで得た収益の
全額とで、1億1700万円の寄付をして、幼稚園の再建に貢献し、
無事に美しい木の質感を生かした幼稚園が完成した。
 2012年7月28日のことだ。
 その後、長谷部選手は、6回の幼稚園訪問も果たし、子どもたちとの交流を
計っている。
 周囲の大人にしても、どんなにか心強いだろう。
「自分の出来ることを続けていきたい」と長谷部選手はおっしゃっている。
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 私は,杉良太郎さんにお会いした時にも思ったが、他者に自分の持てるもの
で力になるなら、いくらでもしたい、、、という熱い思いが著名人を動かし、
それが売名行為だとかいう前に、やはりこうした現実の形となって行動する人の
ほうが本物だと思う。
 いろいろ考える前に、行動し余分なお金があるなら、寄付することは何も
おかしくないし、それを非難するほうがおかしいと思う。

 長谷部選手も、個人では何も出来ないが、ユニセフとの出会いでこういう形に
なったことを、とても喜ばれていた。
「完成した幼稚園でサッカーしたり、いっぱい遊びたい。サッカーをやめたら
保育士になるのも一つの道かな」
と話されていた。
 サッカーを辞めるなんて日は、ずっと後までないだろうけれど、こうした
著名人のサポートは、被災者の方の大きな心の支えになるはずだ。

 ワールド・ビジョンで毎年クリスマスの募金箱を作って寄付を募っているが、
私が募金箱のイラストを描かせていただいて3年目になる。
 今年のイラストももう入稿を済ませたところだ。
 長谷部選手たちのような高額なお金でなくても、自分にそれこそ出来る500円でも
寄付する、その気持ちが大事だと思う。
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 著名人の方々は、売名行為と他者に言われるなんてことは気にせず、ぜひ
行動に移して、寄付を募り貢献してほしいと思う。

 今の日本は、それこそ泥の海が落ちて来ると古書に書かれていた通りになっているし、
明らかに気象が変わったと認めて、そんな荒い地球の天候の中で、生き残る方法を
考えなければいけない時に来ていると思う。
 昔、「ディーン砂の惑星」という映画を観たが、酸性雨の振る中、大風が砂を巻き上げる
大地の上で、地下に住むようになっていた。
 これも、大きなサイクルで観たらいずれ来る世界だと思う。
 建築家は、今後の日本の家屋の設計を見直し、大雨や竜巻などに備えた家を
作っていくことになるのだろう。

 

 

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▲ by cinniyan | 2018-07-13 07:44
蘇民将来の茅の輪守り
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 最近、朝起きてドアを開けると、いつも一緒に現れるのが、
このアゲハ蝶だ。
 横の西洋ニンジンボクの木の蔭から舞い出て、ブットレアの紫の
花に止まる。
 かなり大きいので、最初は鳥かな?っと思うほどだった。
 朝から、アゲハ蝶に会うのは、やはり嬉しい。つい、話しかける。
 ああ、それにしても、毎日テレビをつけると、この世の世界とは
思えないような、それこそ泥の海が降って来たような風景の中、
懸命な人々の姿だ。
 この蝶のように、心が少しでも軽くなることがあれば、、、と祈るしかない。
 私も、自分の住んでいる場所のことをもっと、調べて対策を立てて
おかなくちゃと思う。
 ある地区では、普段から川の氾濫に備えて、マップを作成。屋根まで
水は来たのに、全員が無事だった地区があった。
 普段からの知識が大事だと、しみじみ思う。

 エジプトの話で、疫病が流行った時に、牛の赤い血を家の玄関に
塗っておいた家の人は救われたという話があるが、玄関にお守りを飾って
厄を回避するという話はいろいろ残っている。
 蘇民将来の茅の輪守りも有名だ。

 友人が必ず毎年新しく取り寄せて玄関に魔除けとして飾っていた。
 先日、読売新聞に蘇民将来の伝説の話が載っていた。
 6月は夏越の祓。茅の輪くぐりをする神社も多く、これは蘇民将来伝説に
由来するのだという。
 ************

 北の久迩の武塔神が旅に出たところ、日が暮れてしまい、蘇民将来と
巨旦将来の兄弟に宿を頼んだ。金持ちの弟の巨旦は断り、貧乏な兄の蘇民は
栗ごはんでもてなした。年を経て武塔神は巨旦の一族を皆殺しにし、
告げた。「われはスサノオの神である。疫病がはやるとき、蘇民将来の子孫を
名乗り、茅の輪を腰につけたものは、免れるだろう」

 武塔神は、疫病神だが同時に疫病から人を守る神である。茅の輪や、蘇民将来の
子孫と書かれた札を身につける風習が生まれた。 
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**************

 とのことだ。
 この風習は、1200年に渡って今もなお生きて、蘇民将来のお守りは
各地に伝わっているという。

 あの泥の海を見る時、こんなお守りをみんなに持たせてあげたかったと思う。
 一刻も早く、いつもの生活に、戻れますように〜。
 
 

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▲ by cinniyan | 2018-07-11 07:44
生きている地球の上で、暮させてもらっている私たち
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 「未曾有の災害」という言葉を聞いたのは、2011年のことだった。
 それが、ここ数日に起きている大雨での様相は、まるで映画のシーンを
見ているように、信じられない風景だ。
 被害がなかった地域においても、こうした事実が起きたということは、
今年の夏、台風シーズンがやってきたら、どの地域だって、人ごとでは済ませない。

 地球は生き物で、今もハワイでは生きていることを知らせるかのように、
毎日火山からの溶岩を吹き出している。

 人間社会では、今頃になって心底気づいた大きな企業は、水素自動車や、
風力発電や、太陽光発電など、エコへの取り組みを真剣にしようとしている。

 果たして間に合うのだろうか?。

 こうした異常な気候を起こしている原因は、やっぱり人間の繁栄だけを
目的とした人間活動が要因だと思う。
 物質文明に犯されて、本体の自分自身を成長させないで来た結果、
幼稚でエゴな考え方しか出来なくなった大人たちは、次々に地球を
汚染するものを発明し、文明社会だといって、自然やそこに住む、弱い生き物の
ことを考えないできたのではないか?

 それが、繁栄だとしんじて、、、。

 すべての仕返しをされているような、地球からの仕返し。

 これだけの規模で容赦なければ、たちまち交通機関は途絶え、流通が止まり、
人々の生活が立ち行かなくなっている。

 今回、この大雨で亡くなった方たちは、まさか雨で自分が死んでしまうなんて、
昨日には決して思っていなかっただろう。
 本当にお悔やみ申し上げたい。ご家族の方も、無念で仕方ないだろう。

 でも、私たちは、こうした風景を見て、その後の考え方、生活を通して、
やはり何かを変えるきっかけになっていると思う。
 あれだけの被害を受けたのに、原発がまだこんなにあって、全部が停止して
いない日本、、、。

 懲りない、、、。

 そうしたら、何か天からガツン!とされてもしかたがない状態なのではないか!

 この機会に、日本は心を入れ替えて、心底方向性を、舵を変えていかなけえば
ならないだろう。
 そして、世界中の国から見本となるような国作り。

 地球の上に生かさせていただいていること、すべての自然の生き物と手を取り、
一緒に生きること。
 本当の幸せを考えること。

 まったく、本当に信じられない。続々と死者も行方不明者も増えて、
昨日の夜には千葉で大きな地震。その前は大阪。

 大量の雨が一部に降って、日本のバランスも狂っている時、9日から一気に
ものすごい熱さに晴れるのだという。
 地盤がゆるゆるに緩んで、まさに大きな地震に繋がっても不思議ではない。

 今回のような大雨が、首都圏に降ったらどうなるのか?
 まさしく日本沈没だ。

 逃げ惑う場所がないことを、教えられた気もする。
 
 私たちは、祈りと共に、やはり心を変えて自然に優しくしなければ、
未来の日本は本当にないのではないか?。

 日本人のもともと持っていた、山川草木を敬い、自然を崇拝し尊重する気持ちを、
取り戻していかなければ、、、。

 

 



 

 





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▲ by cinniyan | 2018-07-09 07:44
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